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大うつ病性障害と双極性障害


気分障害は、大うつ病性障害と双極性障害に大別される。気分障害の中でも大うつ病性障害は、特に有病率の高い慢性疾患であり、身体疾患に伴う場合も多く、治療方針決定には全身状態の把握が必要となる。これら、身体状況および精神症状の全体的な把握が気分障害の診断および治療には必須であり、これらを学ぶことを研修の目的とする。また、近年はEvidence based medicineに基づいた治療戦略を理解することも必要であり。文献検索およびその文献の評価を含めた理解も必要であり、これらも研修の間に習得することが必要である。

最後に、現在に至るまで精神医学における診断方法は、気分障害においては古典的精神病理学の時代から大きな進歩を遂げたとは言いがたい。従って、ICDおよびDSMを使用できることはもちろん重要なことであるが、研修期間中にできれば、先人の業績に触れることも目標としたい。

  • 診断学的
  • 全身状態の把握
  • 神経所見の把握

に引き続き、精神科的現症を診察により手早く、見落としのないように聴取できることを目標とする。患者さんの具合に応じて、必要最低限の現症の把握をし、その後、数回にわけて症状を問診する必要もあるため、基本症状から聴取するなどの手順を十分に理解する。

 

治療学

 

薬物療法

全身状態に合わせ、十分量、十分期間使用できる薬物の選択をアルゴリズムにのっとって使用できるようため精神薬理学の理解を目的とする。

 

修正型電気けいれん療法

薬物療法のみで寛解に至らない場合、修正型電気けいれん療法を行う場合もある。修正型電気けいれん療法については、刺激量の決定、麻酔深度および換気への理解および術後管理を十分に理解する。

 

認知療法

必要に応じて、臨床心理士とともに理解していく。

 

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